- はじめに
- 1️⃣ Free Tierは「制限付きキャパシティ枠」に閉じ込められる
- 🧭 Free と Pay のキャパシティは内部的に別プール
- 🖼 キャパシティ構造の図解
- 🔥 図解のポイント
- 🎯 つまり、東京リージョン勢が Free のまま詰む理由は “プールが違うから”
- 🌌 Pay にすると通常プールに移動するため成功率が跳ね上がる
- 2️⃣ Pay Tierは「通常キャパシティ枠」に移動する
- 1️⃣ Free Tier → Pay にアップグレードする
- 2️⃣ 東京リージョンでA1.Flexの空き待ちをする
- 3️⃣ 無料枠の範囲だけ使う
- ① OCI コンソールにログイン
- ② 「アカウント」→ Tenancy Details を開く
- ③ 「Upgrade to Paid」を選択
- ④ クレジットカード情報を入力
- ⑤ 請求先住所を入力
- ⑥ 「アップグレード」を実行
はじめに
Oracle Cloud Infrastructure(OCI)は、A1.Flex(ARM)インスタンスが無料で使えるクラウドとして人気が高い。 しかし、2026年現在、東京リージョンのA1.Flexは慢性的に枯渇しており、Free Tierのままではほぼ作成できない状態が続いている。
この記事では、
- これからOCIアカウントを作る人
- すでに東京リージョンでFree Tierを使っている人
の両方に向けて、最適なリージョン選択とアカウント運用方法をまとめる。
🧭 結論:これからOCIを使うなら大阪リージョン一択
✔ 大阪リージョンはA1.Flexが枯渇しにくい
東京リージョンはユーザー数が多く、Free TierのA1.Flex枠が常に埋まっている。 一方、大阪リージョンは比較的空きがあり、Free TierでもA1.Flexが作成しやすい。
✔ Free Tierのアカウントは「ホームリージョンが固定」
OCIはアカウント作成時に選んだホームリージョンが固定される。 後から変更できない。
つまり──
最初に東京を選んでしまうと、Free Tierでは一生東京リージョンしか使えない。
これが最大の落とし穴。
🔥 東京リージョン勢がFree Tierのまま詰む理由
1️⃣ Free Tierは「制限付きキャパシティ枠」に閉じ込められる
OCI内部では、Free Tierユーザーは 専用の小さなプール に割り当てられる。
このプールは:
- サイズが小さい
- 利用者が多い
- A1.Flex が枯渇しやすい
- 空きがあっても Free 枠が埋まっていると作れない
つまり──
Free Tierは “空きがあっても使えない” 状況が起こる。
📊 OCI Free vs Pay:キャパシティ構造の図解
🧭 Free と Pay のキャパシティは内部的に別プール
OCI は表向き「Free でも Pay でも同じリソースが使える」と言っているが、 実際には 内部的に別のキャパシティプール を使っている。
以下の図が最も本質を表している。
🖼 キャパシティ構造の図解
コード
┌──────────────────────────────┐
│ OCI 内部キャパシティ構造 │
└──────────────────────────────┘
【Free Tier ユーザー】
┌──────────────────────────────┐
│ Free 専用キャパシティプール(小さい) │
│ ・A1.Flex の枠が非常に少ない │
│ ・利用者が多く常に枯渇 │
│ ・空きがあっても Free 枠が埋まると作れない │
└──────────────────────────────┘
↓(アップグレードすると移動)
【Pay ユーザー】
┌──────────────────────────────┐
│ 通常キャパシティプール(大きい) │
│ ・Free より圧倒的に枠が大きい │
│ ・枯渇しにくい │
│ ・再試行が通りやすい │
│ ・内部キューの優先度が Free より高い │
└──────────────────────────────┘
🔥 図解のポイント
✔ Free は「制限付きプール」
- 小さい
- 混雑している
- A1.Flex が枯渇しやすい
- 空きがあっても Free 枠が埋まっていると作れない
✔ Pay は「通常プール」
- Free よりはるかに大きい
- 枯渇しにくい
- 再試行が通りやすい
- 内部キューの優先度が高い
🎯 つまり、東京リージョン勢が Free のまま詰む理由は “プールが違うから”
東京リージョンは Free ユーザーが多すぎて、 Free 専用プールが常に満杯。
そのため:
Free Tier のままでは、東京リージョンで A1.Flex がほぼ作れない。
🌌 Pay にすると通常プールに移動するため成功率が跳ね上がる
Pay にすると:
- Free の制限枠から解放
- 通常キャパシティ枠に移動
- A1.Flex が通りやすくなる
- 深夜〜早朝ならほぼ確実に作成できる
そして── Always Free の範囲なら課金ゼロで運用できる。
2️⃣ Pay Tierは「通常キャパシティ枠」に移動する
Payアカウントは Free の制限枠から解放され、 通常キャパシティ枠(大きいプール) にアクセスできる。
このプールは:
- Freeよりはるかに大きい
- 枯渇しにくい
- 再試行が通りやすい
- 内部キューの優先度がFreeより高い
つまり──
Payは “本来のキャパシティ” を使えるため成功率が上がる。
🌌 Payアカウントにしても課金は発生しない(重要)
ここが最も誤解されやすいポイント。
✔ アップグレード=課金開始ではない
Payアカウントへの変更は 支払い手段を登録するだけ。 課金は「有料リソースを使った時」に初めて発生する。
✔ Always FreeはPayでも無料のまま
- A1.Flex(ARM)
- Block Volume 50GB
- Object Storage 20GB
これらは Payにしても無料のまま。
総帥のように A1.Flex だけ使う構成なら、
Payにしても課金ゼロで永続運用できる。
🧩 東京リージョン勢がやるべきこと
1️⃣ Free Tier → Pay にアップグレードする
→ 課金は発生しない → Free Tierの制限枠から解放される → A1.Flexが通りやすくなる → Payアカウント化の手順
2️⃣ 東京リージョンでA1.Flexの空き待ちをする
→ 深夜〜早朝が最も通りやすい → Payアカウントは Freeより成功率が高い → A1.Flexが通りやすい時間帯
3️⃣ 無料枠の範囲だけ使う
→ A1.Flex → Block Volume 50GB → Object Storage 20GB → 課金ゼロで運用可能
🔥 Payアカウント化の具体的手順
① OCI コンソールにログイン
→ cloud.oracle.com
② 「アカウント」→ Tenancy Details を開く
③ 「Upgrade to Paid」を選択
④ クレジットカード情報を入力
→ この時点では課金ゼロ
⑤ 請求先住所を入力
⑥ 「アップグレード」を実行
→ 審査は通常 5〜30分 → 総帥のように環境がクリーンなら数分で完了
🎯 まとめ:東京リージョン勢はPay化が必須
- 大阪リージョンはFree TierでもA1.Flexが作りやすい
- 東京リージョンはFree Tierの制限枠が常に枯渇
- Free TierのままではA1.Flexがほぼ作れない
- Payアカウント化すると通常枠に移動し成功率が跳ね上がる
- Payにしても課金は発生しない(Always Freeのまま)
- 東京リージョン勢はFree→Payが必須
OCIをこれから使う人は大阪リージョンを選び、 東京リージョン勢はPayアカウント化して無料運用を続けるのが最適解だ。



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